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公正証書相談室

全財産を長男に相続させたいとき


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遺言者の意思を尊重しなければならない

戦前であれば、跡取りである長男が遺産の大部分を相続するというのが当たり前でした。しかし、現代では、子の間に序列はなく、相続分は長男も二男も同じです。結婚して家を出た娘に相続権はないなどということもありません。ただ、それは法律上の制度がどうなっているかという話です。被相続人が長男中心の家系を維持するために長男に単独相続させたいというのであれば、その意思を尊重せざるをえない場合もあるでしょう。もっとも、他の相続人には最低限の取り分として遺留分が認められます。

遺 言 書
遺言者○○○○は本遺言書により次のとおり遺言する。
 遺言者は、江戸時代より代々続いてきた由緒ある○○家を自分
亡き後も無事に存続させていくため、後記の土地及び屋紋を合む
全財産を、遺言者の長男○○○○に単独相続させる。ついては、
過去においてその保持に努めてきた先祖及び遺言者の意思を継い
で、各相続人は遺産分割協議を行って本遺言と異なる遺産の分
割をすることのないよう、また、長男○○は単独相続した趣旨を
没却して次の世代へ受け継がせることができなくなることのない
よう、切に希望する。
  (土地及び屋敷の表示略)
平成○年○月○日
東京都○○区○○町○丁目○番○号
  遺言者  ○○ ○○  印



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