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公正証書相談室

遺贈により一層の努力を期待する


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有能な社員に遺贈したいとき

子に会社の経営権を譲り渡したい場合には、遺言で後継者の指名をし、株式あるいは出資を相続させます。ただ、社長の選任は取締役会や社員総会で行われるもので、遺言だけで子が社長になれるわけではありませんので注意してください。また、有能な社員を優遇して、会社のために一層努力してほしいと考えることもあるでしょう。こうした場合には、財産の一部を遺贈するのも1つの方法です。ただ、あくまでも会社のためですから、社員が会社を辞めれば遺贈の効力は消滅するといった条件をつけておくとよいでしょう。

遺 言 書
 遺言者○○○○は本遺言書により次のとおリ遺言する。
1 遺言者は、遺言者が現在代表取締役を務める株式会社○○鉄
 工の次期後継者として遺言者の長男○○○○を定める。
2 株式会社○○鉄工の社員で現在技術部長を務める○○○○に
 次の財産を遺贈する。同人は株式会社○○鉄工がまだ小さな町工
 場だった時代から技術部門を担ってきた人材であり、特許を取得
 した発明も十指に余る。中小企業の技術力がますます重要になる
 今日、今までの貢献に感謝するとともに、今後とも長男○○の右
 腕となって会社の発展に尽くしてほしい。ただし、受遺者の○○
 ○○が会社を定年以前に退職した際は、前記遺贈はその効力を失
 うものとする。
    (財産の表示略)
    (3~5略)
6 本遺言の遺言執行者として次の者を指定する。
   住所 東京都○○区○○町○丁目○番○号
            弁護士  ○○ ○○
平成○年○月○日
東京都○○区○○町○丁目○番○号
  遺言者  ○○ ○○  印



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