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公正証書相談室

会社後継者を指名するとき


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法的には議決権を与えることができるだけである

オーナーが社長を務める会社では、子や孫に代々経営権を譲り渡していくという場合がよくあります。自分の子に会社の経営権を譲り渡したい場合には、後継者として指名をし、株式あるいは出資を相続させるとよいでしょう。ただ、社長の選任はあくまでも取締役会や社員総会で行われるものですから、遺言で後継者の指名をしたからといって必ず自分の子が社長になれるわけではありません。株式会社の場合は株式を相続させることによって取締役選任に必要な議決権を与えることができるというだけです。

遺 言 書
 遺言者○○○○は本遺言書により次のとおり遺言する。
1 遺言者に万が一のときは、遺言者が現在代表取締役社長を務
 める株式会社○○鉄工の次期後継者として遺言者の長男○○○
 ○を定める。同人はいわゆる二代目であるが、創業者である遺言
 者の片腕として既に10年以上経過しており、経営手腕、人望と
 もに遜色ないレベルに達してぃると判断したものである。ついて
 は、各取締役は長男○○を助けて会社の発展のために尽力しては
 しい。
2 株式会社○○鉄工の発行済株式10万株のうち、遺言者が所有
 する6万株をすべて長男○○に相続させる。
3 会社の債務に対して遺言者が負っている連帯保証を合め、遺言
 者の債務一切は、長男○○が負担するものとする。
4 遺言者の二男○○○○には、○○銀行○○支店遺言者名義の
 定期預金のすべてを相続させる。子どもたち2人の相続財産に大
 差があるようにみえるが、責任の重さとのバランスを考慮したも
 のであり、二男○○には諒解してもらいたい。
平成○年○月○日
東京都○○区○○町○丁目○番○号
  遺言者  ○○ ○○  印



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