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公正証書相談室

葬儀などの指示をするとき


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法的な意味はない

葬儀や法要のやり方を遺言書で指示することはよくあります。たとえば、「自分の葬式は盛大にやってほしい」とか「近親者だけでしめやかに見送ってほしい」といった内容の遺言です。中には、「葬送の際は○○の音楽を流してほしい。香典返しは○○で、○○さんには特に厚くお礼を…」などと、こと細かく葬儀や告別式の方法を指示する遺言もあります。遺言書でどのようなことを伝えても一向に差し支えありませんが、あくまでもそれは希望にすぎず、法的な強制力があるわけではありません。実際に葬儀を行うのは遺族ですから、どのように行うかは彼らの判断にまかされます。ただ、遺族は遺言者の意思を尊重してくれるでしょうから、希望があれば積極的に遺言に遺しておくとよいでしょう。その場合、遺族が理解しやすいように手順や方法などをでみるだけ具体的に明確な表現で指示しておくことが大切です。

遺 言 書
 遺言者○○○○は本遺言書により次のとおり遺言する。
    (1~4略)
5 遺言者は、葬儀や告別式について次のように行われることを希
 望する。
(1)遺言者が死亡した際は、通夜、葬儀、告別式いずれも近しい
 者だけで行うこと。
(2)通夜、葬儀、告別式ともに決して派手にせず、質素にするこ
 と。
(3)戒名には、遺言者の信条である「和」という文字を用いては
 しい。また、院号等に拘泥する必要は全くない。
(4)会葬いただいた方からの香典、供花等は固く辞退すること。
(5)遺言者の遺骨は、先年先立った妻の故○○が眠る○○寺の
 墓地に、一緒に葬ってもらいたい。
平成○年○月○日
東京都○○区○○町○丁目○番○号
  遺言者  ○○ ○○  印



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