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公正証書相談室

遺産分割を禁止するとき


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遺言書の書き方を工夫する

相続人は、相続開始後に、原則としていつでも遺産を分割することができます。ただ、被相続人が遺言によって、遺産の一部あるいは全部の分割を禁止している場合には分割が禁止されます。たとえば、土地や建物を分割したのでは家業を継続できないという場合には、遺産分割を禁止できます。遺言による分割の禁止期間は5年が限度とされています。5年を超えても禁止を望むなら、遺言者の意思を尊重しようという気持ちを相続人に起こさせるように遺言書の書き方を工夫しましょう。

遺 言 書
 遺言者○○○○は本遺言書により次のとおり遺言する。
1 遺言者の財産の中、家業である染物店を継続して営業していく
 うえで最低限必要な下記の土地、建物、設備一式は、相続開始
 のときより5年間分割を禁止する。なお、法定禁止期間の5年を
 経過した後も分割せず、更に引き続き家業を守っていくことを希
 望する。
    (土地、建物、設備一式の表示略)
2 預金等のその他の財産は、各相続人に当初から法定相続分に
 応じて分割相続させるものとする。
3 法定禁止期間の5年を経過した後も家業を継続することができ
 るよう、上記1の財産の望ましい遺産分割方法を定めることを次
 の者に委託する。
   住所 東京都○○区○○町○丁目○番○号
            弁護士  ○○ ○○
平成○年○月○日
東京都○○区○○町○丁目○番○号
  遺言者  ○○ ○○  印



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