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公正証書相談室

特別受益があるとき


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遺留分に反しない限りは遺言者の意思が尊重される

相続人が被相続人から婚姻や生計の資本として特別に財産をもらっていた場合には、その分を考慮して相続分を算定します。これを特別受益の制度といいます。特別受益を受けた者は、その分を本来の相続分から差し引かれます。特別受益の制度は、相続人間の平等を図るためのものです。相続時に遺言で与えられる遺贈も特別受益となります。ただ、被相続人が遺言などで、特別受益として差し引かないとしていた場合は、遺留分の規定に反しない限り、被相続人の意思を尊重しなければなりません。特別受益分が遺留分を侵害した場合は、侵害された人は、特別受益者に対して遺留分減殺請求ができます。

遺 言 書
 遺言者○○○○は本遺言書により次のとおリ遺言する。
    (1、2略)
3 遺言者の長男○○○○には会社を辞めて事業を始める際に1000
 万円、長女○○○○には婚姻の際500万円をそれぞれ贈与してい
 るが、これらは双方とも相続分から控除しないものとする。
4 その他相続人に対しこれまでにした贈与は、すべて相続分から
 控除しないものとする。
平成○年○月○日
東京都○○区○○町○丁目○番○号
  遺言者  ○○ ○○  印



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