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公正証書相談室

障害のある配偶者に財産を多く遺したいとき


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成年後見人の選任についても指示しておく

認知症などの精神障害がある配偶者を遺していくのは心配です。配偶者にできる限り多くの財産を相続させることができるように、遺言で相続分を指定しておくとよいでしょう。また、遺された手どもたちに配偶者の療養看護を託すほか、成年後見人の選任についても指示しておくべきです。成年後見人は、精神上の障害で自分の行為の結果の是非について判断能力がない者を保護する役割を担います。親族が家庭裁判所に後見開始の審判を請求して選任します。配偶者が自分で財産を管理できない場合には、遺言書に成年後見人選任の手続きを速やかに行うように記載しておくべきでしょう。

遺 言 書
 遺言者○○○○は、本遺言書により次のとおリ遺言する。
1 相続分は、妻○○にっいては8分の6とし、長男○○○○、
 長女○○○○についてはそれぞれ8分の1とする。
2 遺産の大部分を占める現在居住中の住宅と土地は、妻○○生
 存中の遺産分割を禁止する。法定禁止期間5年を経過した後も
 分割せず、妻○○の居住に充てることを希望する。なお、預金に
 ついてはこの限りでない。
3 長男○○、長女○○はともに協力して、障害者である妻○○
 の療養看護を行うことを強く希望する。
4 遺言者が他界した後、長男○○は直ちに妻○○に係る成年後
 見人の選任手続を行うこと。
平成○年○月○日
東京都○○区○○町○丁目○番○号
  遺言者  ○○ ○○  印



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