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公正証書相談室

先妻の子よりも後妻の子に多くの財産を相続させたいとき


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年齢や職業を考えて相続分を調整する

夫が死亡したが、それより前に後妻も死亡していて、先妻との間の子(長男)と後妻との間の子(二男)がいるという場合です。先妻の子も後妻の子も「嫡出子」ですから、法定相続分は均等に2分の1ずつになります。ただ、長男はすでに社会人として独立し安定した生活を送っているが、二男は幼年で将来が不安であるというような場合もあるでしょう。そのようなときは、遺言で二男に多くの財産が行くように法定相続分と異なる相続分を指定することができます。なお、先妻は相続の時点で被相続人の配偶者ではありませんから、相続権はもちろんありません。

遺 言 書
 遺言者○○○○は本遺言書により次のとおり遺言する。
 遺言者○○○○は、先妻○○○○と離婚した後、長男○○○○
を手元に引き取って養育してきたが、その後縁あって新しい妻○○
○○と結婚して二男○○○○を授かった。
 その妻○○も不幸にも先年他界したが、二男○○はまだ小学生の
幼年であり、一方、長男○○は既に立派な社会人として独立してい
る。もちろん自分にとって2人とも大事な子どもであり、双方の幸
せを祈っていることに一点の曇りもないが、如何せん二男○○が自
立できるようになるまでにはまだまだ先が長い。
 ついては、○○が成人して生活が安定するまでの月日を考慮し
て、相続分を次のとおり指定する。長男○○はこの点十分理解して
くれるとともに、父親代わりとして二男○○が成人するまでの面倒
をみてくれるよう切に希望する。
(1)長男○○○○の相続分を3分の1とする。
(2)二男○○○○の相続分を3分の2とする。
平成○年○月○日
東京都○○区○○町○丁目○番○号
  遺言者  ○○ ○○  印



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