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公正証書相談室

妻に土地や建物を遺すために遺留分減殺の順序を指定する


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直系尊属の遺留分を侵害することはできない

被相続人に子や孫などの直系卑属がいない場合には、父母や祖父母
などの直系尊属が配偶者とともに相続人になります。この場合、法定
相続分は配偶者が3分の2、直系尊属が3分の1ですが、配偶者にで
きるだけ多くの財産を遺したいのであれば、遺言で配偶者の相続分を
増やすことができます。ただ、直系尊属の遺留分を侵害することはで
きませんから、遺留分減殺請求された場合には、相当分を返還しなけ
ればなりません。その際、被相続人はどのような順序で減殺させるの
かを遺言で指定することができます。
 なお、配偶者と兄弟姉妹が相続人になる場合には、兄弟姉妹に遺留
分はありませんので、遺産の全部を配偶者に相続させることができま
す。また、直系卑属、直系尊属、兄弟姉妹が誰もいなければ、相続で
きるのは配偶者だけですから特に問題ありません。

遺 言 書
遺言者○○○○は本遺言書により次のとおリ遺言する。
1 遺言者は、妻○○○○に後記に示す全財産を相続させる。
(1) 土地
   所 在  東京都○○区○○町○丁目
   地 番  ○○番
   地 目  宅地
   地 積  100.00㎡
(2)建物
   所 在  東京都○○区○○町○丁目○番○号
   家屋番号 ○○番
   種 類  居宅
   床面積  1階 50.00㎡
        2階 35.00㎡
(3)○○銀行○○支店の遺言者名義の預金すべて
(4)その他遺言者に属する一切の財産
2 遺言者の母○○○○が遺留分減殺の請求を行う場合には、そ
 の順序を次のとおり指定する。
  上記1の(3)、(4)、(1)、(2)の順
3 本遺言の遺言執行者として次の者を指定する。
   住所 東京都○○区○○町○丁目○番○号
            弁護士  ○○ ○○
平成○年○月○日
東京都○○区○○町○丁目○番○号
  遺言者  ○○ ○○  印



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